へんしん!おばけちゃん|どんな絵本?
作:ひらぎ みつえ、2019年6月に発行された絵本です。
ひらぎ先生と言えば、娘が赤ちゃんの頃、「お?かお!」で大変お世話になりました。
あの絵本も面白かったなぁ。ベビベビしていた時期を思い出します。
仕掛け絵本を数多く手掛けられている絵本作家さんですね。
話は戻り、こちらの絵本の対象年齢は0~2歳。
厚紙でしっかりした絵本で表紙には、「赤ちゃんが喜ぶ本」とあります。
赤ちゃんと2歳児ってだいぶ違いますよね。赤ちゃんが喜ぶ絵本、2歳児も喜ぶの?
そう思いました。
が、しかし!2歳娘が保育園から借りてきたこの絵本。めちゃくちゃ楽しんでます。
読み聞かせて、面白さに納得しました。
へんしん!おばけちゃん|おすすめポイントを3つ紹介
おすすめポイントは次の3つ。
- おばけなんだけど怖くない
- 子供が主役の面白さ
- 仕掛けの可愛さに親も癒される
1つずつ詳しくご紹介していきます。
おばけなんだけど怖くない
タイトルの通り、おばけがいろいろな物に変身していくお話。
仕掛けを動かすと、
赤色のおばけが、、
黄色のおばけが、、
黒色のおばけが、、
最後は、虹色のおばけがあんな綺麗な物に大変身!
おばけと聞くと、何だか怖いイメージがありますよね。
でも、この絵本のおばけは怖い要素いっさい無しです。
逆に可愛い。愛着が湧きます。
子供が主役の面白さ
ん?子供が主役?どういうこと?少しわかりにくかったですかね。
2歳にもなると、簡単な内容なら数回読み聞かせると覚えちゃいます。
この絵本も、シンプルで読みやすいので娘が大体の流れを覚えちゃいました。
そして、何が起きたのか。
読み聞かせる立場が逆転するんです。
膝に乗せて一緒に読むものの、主導権は子ども。
「このおばけがね~こうすると。。ほら!バナナに変身するんだよ!」
こんな感じで、絵本まるまる一冊読み聞かせてもらいました。
初見のように、ふんふん!それで!すごい!!と相槌を打つのが親の役目。
我が子の成長を愛おしく思える瞬間でした。
仕掛けの可愛さに親も癒される
カラフルなおばけが変身していく絵本ですが、仕掛けがなんともカワイイ。
1ページの滞在時間が長くなっちゃいます。
何度も仕掛けを動かして行ったり来たり。
おばけがネコになっちゃった!ネコちゃんがおばけになっちゃった!
こんな感じで親は癒されます。
表紙を入れてページ数が5ページなので、あっという間に終わっちゃうのが寂しいところ。
逆に、飽きないうちに終わるのがいい所でもあります。
へんしん!おばけちゃん|おすすめしたいパパママ
最後に、おすすめしたいパパママをお伝えします。
こんなパパママにおすすめ
・0~2歳の子どもがいる(知人へのプレゼントも素敵)
・「自分で出来る」達成感を味わってほしい
・厚紙で破れにくい仕掛け絵本を探している
娘だけでなく、私も妻も素敵な絵本だね。とお気に入りの一冊になりました。
子どもが自分で仕掛けを動かしてお話が進む感覚。
どんな絵本でも味わえる感覚ではありません。
ぜひ、お子さんの達成感を刺激してあげてください。
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