子どもの自己肯定感を高めるには、
結果を褒めるのではなくプロセスを褒めることが大切です。
プロセスというのは、努力したり工夫したり成長した過程を褒めることです。
親はどうしても、
テストで何点取った
かけっこで何等賞とった
サッカーで点を決めた
こういった結果を褒めがちです。
けれどもそうなってしまうと、
例えばサッカーでゴールが決められなかった、かけっこで一等賞を取れなかった、テストでいい点が取れなかったという場合には褒めてもらえません。
すると「僕(私)は結果が出せないと褒めてもらえない。自分自身には存在価値がないんだ。」
という風に自己肯定感の低い子どもに育ってしまうわけです。
ですので結果にフォーカスするのではなく、どんな結果であろうとそこに至るプロセスに注目してあげてください。
努力したりコツコツ継続してきたことに親が気づいてあげる。そこを褒めてあげる。
親は『褒めるより気づく』という点にフォーカスしていくべきだと思います。
また、新しく習い事を始めたときは
ピアノを習った時に
「〇〇という曲を弾けるように頑張ろうね!」
という結果を目標にするのではなくて、
「〇〇ちゃん初日から30分ピアノの前に座れたね!」だとか
「これからいっぱい弾けるように楽しんで行こうね!」と
声かけをして自己肯定感や心の満足度を高めていってあげたいですね。
もう1つ別の例をお示しします。
シーンは『絵を書いて見せに来てくれたとき』
「上手に書けたね!」だとか「お父さんお母さんに似て絵が上手だね!」
という結果を褒めるのではなくて、
「ひまわりしっかり黄色に書いたり葉っぱは緑色を考えて書いたんだね!」
「〇〇ちゃんの書く絵はお父さんもお母さんも幸せな気持ちになるよ!」と
我が子が工夫したポイントだったり子どもさえも気づいていないステキな部分を親が気づいて褒めて伝えてあげる。
こういった心がけが子どもの自己肯定感を育むポイントだと思います。
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