さっそくですがあなたに質問です。
・しっかり眠れていますか?
・睡眠時間の量と質を確保できていますか?
こちらの質問にギクッときた方はぜひ最後まで読み進めてください。
もしあなたが、
・些細なことでイライラしてしまう
・つい相手を怒鳴ってしまう
・すぐに感情的になってしまう
・自分に優しくなれない
・他人に優しくできない
・そんな自分に自己嫌悪を抱いている
これらにひとつでも心当たりがあるのでしたら、睡眠不足が原因かもしれません。
睡眠は”心と体と脳”をリフレッシュしてくれる大切なものです。
脳のメンテナンスは、記憶の整理や保存、そして脳に溜まった老廃物の除去をしてくれます。
体のメンテナンスは、傷ついた細胞や組織の修復。
優先順位として心のメンテナンスは最後になってしまいます。
睡眠不足はあなたから優しさを奪ってしまう
睡眠が不足してしまうと心のメンテナンスが追いつきません。
その結果、感情が不安定になり、自分自身でコントロールすることが難しくなってしまうのです。
「こんな自分じゃなかったはずなのに、どうしたんだろう?」
そういった不安やネガティブな感情は睡眠の質を下げてしまいます、
そうなると睡眠の量・質ともに落ちてしまうため心の回復がますます追いつかなくなってしまいます。
この負のサイクルを断ち切るためには十分な睡眠時間を確保すること。
朝起きた時の行動や夜寝る前の行動がカギを握ります。
十分な睡眠時間は人それぞれ。
一般的には7〜9時間が最適な睡眠時間と言われています。
「6時間睡眠でも大丈夫!」と言っている人が多くいらっしゃいますが、本当は睡眠が不足しているかもしれません。
日頃から疲れている状態が慢性化して感覚が麻痺してしまっている人は、
疲れているのにそれが当たり前の状態になっているというケースもあります。
睡眠不足を放置すると、睡眠負債いわゆる借金が雪だるま式に増えていきます。
今は健康面で問題がなくとも、将来的に生活習慣病(高血圧、糖尿病、心疾患)のリスクが高まるというデータが実際に出ています。
ではどうすればいいのでしょうか。
次項から良質な睡眠を取るための簡単なステップをご紹介していきます。
良質な睡眠を取るための2ステップ
良質な睡眠を取るためには、「朝の行動」と「夜の行動」が重要となります。
これさえ気をつければ簡単に睡眠を改善できます。
一つずつご説明していきますね。
朝起きたときの行動
朝起きた時の行動とは、太陽光をしっかり浴びることです。
そしてもうひとつ。
朝食をとることです。
太陽光を浴びると2つの恩恵を受けることができます。
太陽光の恩恵
①体内時計のリセット
②セロトニン(幸せホルモン)の分泌
1つ目が体内時計(脳)をリセットしてくれること。
2つ目が幸せホルモンであるセロトニンを分泌してくれることです。
また朝食は、全身の細胞や内臓に存在する体内時計(体)を親時計である脳の体内時計と同期する役割があります。
太陽光を浴びて親時計をリセットし、朝食を摂って子時計を親時計と同期させる。
このステップが健やかな1日のスタートに欠かせません。
夜の入眠前の行動
良質な睡眠を取るための夜の行動とは、
①就寝90分前の入浴
②明るい光を避ける
③今日1日の自分の良かったところを褒めてあげる
以上の3点です。
ポジティブな気持ちで眠ることができればポジティブな気持ちでスタートすることができます。
人間は眠る直前と起きた直後は顕在意識より潜在意識が優位となっています。
潜在意識が優位になっているタイミングでポジティブをすり込んであげると、
前向きな気持ちで1日を過ごすことができるんです。
人間っておもしろいですよね。
この原理を利用しない手はないです!
ぜひ今日から本記事の内容を実践してみてください。
きっと睡眠の質が向上して心が安定し、優しさが溢れてくるはずです。
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